これを作成した時、DIYと子育ては似ているなぁと感じた家族de夫です♪
今回は、カウンター下収納の紹介です。
家族de妻に「食材や飲み物をストックするスペースが欲しいなぁ~」と言われ、作成しました。
これ、写真じゃわからないと思いますが、左右で高さが2mmほど違います。
私は、DIYの最大のメリットはシンデレラフィットだと思っているのですが、これを目指しているとよくこういうことが起きます。
普通なら左右の高さをそろえるのがセオリーだと思うのですが、そこに柔軟に対応できてしまうのがDIYの魅力です♪
1.完成写真(ビフォーアフター)
ビフォー
アフター
2.必要な材料
(材料)
・パイン集成材 (18mm厚)
・木ねじ (45mmくらいの長さを使用)
・鉄棒 (φ10mmくらい。)
・塗料 (お好みで♪)
・スライド丁番(カップ形26mmのもの)
・ラック支柱(家族de妻の希望で今回使用)
3.カウンター下収納作成の注意点(ここがポイント!)
このDIYで苦労したのは、左右の高さの違いです。
わたしは、高さはミリ単位で同じと考えていました。
そこで、いざ組み立ててカウンター下に入れようとしたら左は入るけど右は入らないということになってしまい、「なんで???」となったことを覚えています。
中古の家だからなのか?
大型家具はミリ単位までそろえるようなことはしないのか?
経年劣化によるずれなのか?
いずれにしろ、当時の私の頭の中は「?」になりました。
よって、カウンター下収納を作るうえで、大切なポイントは
前後左右の高さをしっかり確認する
という事になります。
今回は、背板をつけない簡単設計だったので、側板の上をちょっと削るだけで済みましたが、背板をつけていたらもっとげんなりしていたと思います。
4.完成品写真
1台をカウンター下から出した様子です。
後ろから見た様子
経費節減とスペース確保のため背板はありません。
扉を開けるとこんな感じです。
塗装も、外観だけ。
内側は、塗装なしの節約DIYです。
5.作成手順
(1)集成材を必要な大きさにカット
ホームセンターのカットサービスを利用しました。
今思えば、この段階で高さのチェックが必要でしたね。
ピッタリサイズにつくるのであれば、側板がカウンター下に入るかしっかりと調べる必要があったなぁと思います。
(2)側板にラック支柱を固定する
側板の内側に棚板を固定するラック支柱を取り付けます。
このラック支柱は家族de妻の要望によりチョイスしました。
私は、スリムな金属の棚柱を紹介したのですが、こっちの方が良いそうなので・・・。
木ねじで簡単に取り付けられました。
取り付けるときは上下を間違えないように♪
(3)真ん中の棚板をカット
真ん中の棚板は木ねじで固定するため、ラック支柱をよけるようにカットしました。
写真のオレンジラインのようにカットしました。
これで、ラック支柱をよけつつ、側面外側から木ねじで固定することができます。
奥側はどうせ見えないのでまっすぐに切ってしまいました。
今思うと、ホント簡単DIYだなぁと思います。(いや、無精者DIYかな?)
ちなみに、真ん中の棚板の高さは、1.5~2Lサイズのペットボトルに合わせています。
一番下には天然水やお茶のペットボトルを収納するスペースとするためです。
(4)外枠の組み立て
側板と天板、真ん中の棚板を組み立てます。
直角を丁寧に確認しながら組み立てることがポイントになるかと思います。
固定はすべて木ねじで、これまた簡単DIYです。
(5)扉の取り付け
扉はスライド丁番で取り付けました。
このスライド丁番の存在を知ってからDIYのやる気がぐーんと上がったことを覚えています。
スライド丁番は、取り付けの際、カップが収まる穴をあけなければいけないのですが、その時に便利なのが以下のボアビットでしょう。
今回はカップ径26mmのスライド丁番なので、26mmのボアビットを使いました。
穴をあける手間はかかりますが、完成後のすっきり感と、取り付け後も微調整が可能という点を考えると、スライド丁番はDIYにピッタリだなぁと思います。
ちなみに、取っては家族de妻チョイスです♪
(6)マガジンラックの取り付け
右の隅には、マガジンラックを取り付けました。(これも家族de妻の希望です。)
シンプルデザインなので、余った木材で簡単に組めました。
あと、これも家族de妻の要望で雑誌の固定用には鉄棒を使用しました。
木工用ドリルで穴をあけて、そこに鉄棒を入れるだけの簡単DIYです。
簡単な割にはしゃれた感じに見えるのでおすすめの加工ですよ。
(7)塗装
我が家の塗装は、子どもと一緒にします。
キレイに塗れば完成度が上がるのは分かっているのですが、家族で作る時間の方が大切だと考えているので、きれいさよりも子どもと塗る体験の方を大事にしています。
まぁ、外側しか塗らない簡単塗装ですけどね。(;^ω^)
1回塗ったら→乾燥→紙やすり(240番)で磨いて、もう一度塗りました。
6.まとめ
冒頭にも書きましたが、カウンター収納を作ったとき、DIYと子育ては通じるものがあるなぁと思いました。
普通なら、左右の高さがそろっているのが王道だと思います。
実際、既製品は必ずそうなっています。
でも、目の前のカウンターは高さが微妙に違う。
そこにうまく対応する必要があるわけです。
全くはまらなかった棚が、片方の高さをちょこっと削るだけでぴたっと収まります。
子育ても似ていると思うのです。
目の前にいる子どもに王道を教えることも大切だと思います。
でも、その子に合うかどうかはわかりません。
その子に合う形にほんのちょっと調節するだけで、ピタッとはまるようになる。
そんなことを意識しながら、家族で過ごしていきたいなぁと感じました。
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