妻の依頼で作ってはみたものの、真ん中の耐荷重が気になる家族de夫です。
今回は、妻の依頼で作成したモンテッソーリ教具台を紹介します。
木工好きの家族de夫としては、正直「これ、いる?」と感じたのですが、作ってみるとたしかに小さな子どもが遊ぶのに絶妙な作りをしていると感じました。
構造自体は単純なので、そんなに難しくないと思います。
興味がある方は参考にされてください。
1.妻から出された条件
作成にあたって、妻から出された条件は次のようなものです。
②2段
③横に長いが、支柱は両サイドのみ
④のちのち、ベンチ(長椅子)としても使えるようにしてほしい。
一番厄介なのは③でしょう。
支柱が両サイドしかないので、真ん中の耐荷重が気になってしょうがありません。
しかも「いずれはベンチ(長椅子)にする」とか言っているので、さてどうしよう?と考えながら設計しました。
2.設計図
以下が設計図になります。↓
ポイントは、上の棚板を支える材料は2×4材を使ったことです。
太いものを使うことで、真ん中の耐荷重を何とかしようと考えました。
いずれベンチ(長椅子)にするときは、手前にも同じ材を入れて耐荷重を確保しようと考えています。
3.完成写真(ビフォーアフター)
ビフォー
アフター
4.材料
・2×4材
・パイン材
・木ダボ
・木ねじ
総額で5000~6000円くらいでしょうか?
本物はえらく高額なので、この教具台は作った方が断然良いかと思います。
5.作成手順
(1)木材の切り出し
ホームセンターのカットサービスを利用しました。
(2)両サイドの支柱部分の組み立て
本物は板材を使用して側板としていますが、費用削減と、いずれはベンチ(長椅子)になるという事で強度を出すため、枠を組むことにしました。
下写真は、枠の材料となる2×4材を切り出した状態です。
これを加工していきます。
組み方はダボ継ぎで組むことにしました。
ダボ継ぎの詳細については、以前記事に書いているので、必要な方は参考にされてください。↓
また、横に渡す木材は、耐荷重が気になるため、木材自体を組み合わせるようにしました。
下写真のような感じです。
反対から見るとこんな感じです。↓
組み方の名前はよくわかりませんが、木ねじや木ダボよりも接合強度は期待できると思います。
すべての加工を加えると下写真のようになります。
組み立ては、3歳の娘に手伝ってもらいました。
この時期は、お手伝いに前向きなので楽しく取り組めます。
一人でやった方が断然早いのですが、別に急ぐ理由もなく、子どもと楽しくできることの方が何倍も価値があると思います。
これを両サイドの側板がわりに2セット組み立てました。
(3)骨組みの組み立て
先ほど組んだ木枠を両サイドにして、下写真のように組んでいきます。
下の2本は、18mm厚のパイン材を細く切ったものです。
下写真のように組んでから、木ねじでとめました。(木ねじ撮れてないけど・・・。)
上の棚受けとなる木材部分は、下写真のようになります。
こちらは、木工用ボンドで接着しました。
太めの木材を組み合わせることで、中央部の強度を確保するという意図があります。
(4)棚板と天板の取り付け
下段の棚板は、骨組みとフラットになるように、棚受けを要所要所に貼り付けました。
このあと、下段の棚板をのせると下写真のようになります。
骨組みとフラットな感じに棚板をセットすることができました♪
次は、天板です。
ズレさえしなければいいかなという事で、手前2か所だけダボを入れています。↓
これは持ち上げればすぐに外せるようにしてあります。
このあと塗装もしようと思ったのですが、家族de妻が
このままがいい!すぐ使いたい!
と言ったので、これで終了となりました。
使っているうちに、汚れてきたりしたら塗装または、透明ニスを塗ることなどを考えています。
6.まとめ
これで、教具台は完成ですが、どう使うは私はよくわかりません。
あとは、家族de妻がそのうちブログに書くと思います。(多分)
下の娘は、道具が取り出しやすくなったことで、喜んでおります。
ときどき、教具台に上るので耐荷重が心配なことには変わりませんがね。
( ^ω^)・・・
↓ランキング参加しました。押してくれると嬉しいです。
コメント