全部作るのは大変ですが、ぴったりサイズが大好きな方は作ると楽しいと思います♪
今回は、手作りモンテッソーリ教具の第2弾!
「幾何タンス」の紹介です。
ちなみに、本物はこちら↓
我が家もできれば本物が欲しいところですが、いかんせんお値段が高いんですよね・・・。
それに、精度とか美しさとか言われてしまったため、DIYerとしての負けん気が発動してしまいました。
1.完成品写真
全体図(ちなみに後ろに隠れているのは娘②です♪)
第1・第2の引き出しは、以前作成した自作のメタルインセッツを収納しています。
ちなみに、メタルインセッツを自作した時の記事はこちら↓です。
続いて、第3〜5の引き出しです。
こちらに幾何タンスの教具が収納されています。
最後の引き出しは、いろいろな四角形。
なぜか4種類となっています。
1つ1つの教具は、色付きのスチレン板と白いスチレン板の2枚重ねにしています。
はめる部分だけは、色付きのものを使っています。
2.材料
・カラーボード
スチレン素材
発泡スチロールみたいな素材です。
裏表で色が違うので好都合でした。
・カラーボード
こちらもダイソーで見つけました。
白一色で大判の物です。
・カラーマグネット
写真はセリアの商品です。
持ち手に使いました。
(道具)
・カッター(これが最重要アイテム。特に刃が命!OLFA(オルファ)等、よく切れるものでないときれいにカットすることができません。百均のカッターや刃はやめた方が良いと思います。)
・円カッター(円を切るときだけ使いました。)
・定規(カッターを多用するので、「透明」「方眼入り」「カットする側に金属入り」が使いやすいと思います。)
・カッターマット(これも必須ですね。大きいものの方が広くて作業しやすいと思います。)
・両面テープ(2cm幅と1.5cm幅を使用しました。でも、なんでも良いと思います。)
・紙やすり(240番のものを使用しました。)
・その他(鉛筆やらコンパスやら消しゴムやら・・・)
材料は百均でそろいますが、道具はそれなりに用意が必要です。
個人的にはこれらの道具はあってもいいと思うものなので、どれもおすすめです。
3.作成手順(教具)
(1)工作用紙に図形を描き、切り抜く。
最初は、工作用紙からスタートします。
私は1辺13cmの正方形で作成したのですが、本物は1辺14cmのようです。
工作用紙であれば、正確な作図や加工が可能です。(下写真は、平行四辺形を描いたものです。)
描いたら、カッターで切り抜きます。
正多角形などの正確な作図が難しいものは、画像を印刷して工作用紙に貼り、切り抜き作業をしました。
図形のサイズは、10cm四方に収まるようにしています。
市販品の正方形の1辺や円の直径が10cmであったため、それに合わせました。
この工作用紙が、目安となる定規がわりになります。
(2)工作用紙を基準にして、カラーボードを切り抜く。
次に、このカットした工作用紙を同じサイズにカットしたカラーボードにセロテープで固定します。(下写真では見えにくいですが、左上と右下をセロテープで固定しています。)
つぎに、工作用紙に沿ってカラーボードをカッターでカットしていきます。
カラーボードはスチレン素材でとても柔らかいので、切るときは注意が必要です。
一気に切ろうとするとバリが出たりしてきれいに切れません。
コツは、よく切れるカッターを使うこと。
そして、少しずつ何回もなぞりながら丁寧に切っていくことです。
(下の写真は、メタルインセッツを作ったときのものです。)
これで、円形や正方形、二等辺三角形などはひっくり返せばピタリとはまるパーツになります。
ただし、平行四辺形や直角三角形などの左右非対称な図形は、ひっくり返すともとの位置にうまくはまりません。
よって、左右非対称の図形の場合は、下写真のように中にはめるパーツは、別に作成する必要があります。
先ほど使った工作用紙の型紙を使いまわして、中に入るパーツを切り抜けばOKです。
(3)同じサイズのカラーボード(白)に貼り付ける。
次に、下写真の右側にあるような同じサイズのカラーボード(白)を用意して、外枠(写真では表が黄色のパーツです。)を両面テープで貼り付けます。
これで、柔らかいスチレン素材でも、ある程度の強度が出せます。
(4)持ち手をつける。
あとは、持ち手をつければOK!
これも、両面テープで貼り付けました。
スチレン素材と両面テープは相性がいいようで、思ったよりもしっかりと貼り付きます。
これで、教具は完成となります。
ただし、これをすべての図形で作成することになるので、はっきり言って時間がかかります。
(私は1カ月くらいかかりました。)
でも、ぴったりはまるとすごく気持ちがいいので、ぴったりフェチの方は頑張れると思います。
ピッタリ作れるようになると、くせになりますよ。
ぴったりはまる動画はこちら↓
それに、完成したそばから子どもが遊んでくれるのもモチベーションにつながります。
ぱぱ~!幾何タンスしようよ~♪
とか言ってくれるだけで、もう、感動!
「作って良かった~♪」と、改めて感じてしまいました。
続けて、幾何タンスのタンス部分の作成です。
こちら↓は、かなりな節約DIYになってしまいますが、興味がある方はどうぞ♪
↓ランキング参加しました。押してくれると嬉しいです。
コメント