ダッチオーブン料理を色々したけど、一番おいしいのは多分ピザ!と思っている家族de夫です。(2020年1月現在)
今回は、我が家の殿堂入り料理「ダッチオーブンで焼くバイキングピザ」のご紹介です。
バイキングといっても、好きな具材を選んでのせるだけなので小さなお子様でも簡単にできちゃいます。
自分で具材を選んで楽しい、飾り付けて楽しい、食べて楽しいと3拍子!
400度以上の高温が出せるダッチオーブンなら、約5分で次々と焼きあがるので、子ども3~4名くらいなら問題なく進めていくことができますよ。
バイキングピザはみんなでわいわい取り組めるプログラムなので、休日のファミリーイベントや友達家族と取り組むイベントにもってこいだと思います。
家族で初めてダッチオーブンでピザに挑戦したい!という方には、参考にしていただける内容だと思います!
1.はじめに
さて、ファミリーキャンプカテゴリとして書いているこの記事ですが、はっきり言って最初から最後までキャンプでするのは大変です!
キャンプでするなら少なくともピザ生地までは自宅で用意しておくのが良いでしょう。
できれば、最初はデイキャンプや、自宅に庭があってダッチオーブンが使用可能なら自宅ですることをオススメします。
我が家もピザはいつも自宅でするようにしています。
するのはもちろん休日で、ピザ生地から作るなら午前中10:00頃から取り組んでいます。
これで十分ランチに間に合います。
事前にピザ生地だけ作って持って行くなら、デイキャンプではもっと簡単にできます。
ソースぬって、具材をのせてチーズかけて焼くだけですからね。
2.ピザ焼きに必要なダッチオーブン&リフターと焚火台
我が家のピザ焼きセットの写真です。
ダッチオーブンはユニフレームの10インチ、焚火台は、かまど七輪を、それぞれ使用しています。
かまど七輪は、七輪の遠赤外線効果も生まれるのでおススメですよ。
かまど七輪についての記事はこちら↓
次に、ユニフレームの10インチダッチオーブンですが、ピザを焼くには底が深く、このままだとピザのサイズも小さめになってしまいます。
それを回避するため、我が家では次のアイテム↓を使っています。
いわゆる、ホールケーキのスポンジを焼く時の型枠ですね。
百均で買いました。
これを、写真↓のようにセットすることで底上げするわけです。
ユニフレームから純正品の底上げ網も出ていますが、こちらの方がより高く底上げできます。
これで、ピザのサイズを大き目し、出し入れもやりやすくすることができます。
上火が近くなることで、より高温の上火でピザを焼くことができるようにもなります。
※後述しますが、ピザで重要なのは高温の上火です。ですから、この底上げは非常に重要です。
ちなみにユニフレームの底上げ網はこちら↓
さらに本気でピザを焼きたいなら、サイズが大きめの底の浅いダッチオーブンがいいでしょうね。
例えばこんなタイプ↓です。
次に、焚火台ですが、これにはダッチオーブンをのせることになるので、安定性が必要です。
スノーピークやユニフレーム、ロゴスなどが定番の商品↓を出していますね。
自分が焚火台を買うとしたらLOGOSのピラミッドTAKIBIですかね。
コスト、安定度、収納性などを考えると買うとしたらこれにするかなぁと思います。
まぁ、一番のおすすめはかまど七輪ですけどね♪
それから、これが絶対に必要です↓
メーカーは何でもいいと思いますが、ピザを何回も出し入れすることになるので、蓋を開ける手段は絶対に必要と考えてください。
3.材料
ちょっと検索するとわかると思いますが、ピザ生地のレシピって、ホントバラバラです。
我が家の場合、ピザ生地の材料は以下のようにしています。
「直径約20cm、約8枚分」
・小麦粉(中力粉) 400g
・ドライイースト 1袋(4~6gくらい)
・塩 小さじ2
・水 200ml
ピザ生地のレシピを色々見ると、強力粉と薄力粉を混ぜるパターンが多いですね。
薄力粉→クッキーを作る材料になる。「カリッと」した仕上がり
で、ピザ生地って微妙なところで、この「ふっくら」と「カリッと」の間くらいなんですよね。
よって、好みによって配分量が変わります。
厚めでふっくらとしたパン生地タイプが好きか、薄くてカリッとしたクリスピータイプが好きかで、この割合が変わってくるわけです。
で、結論から言うと、我が家ではめんどくさいので簡単に中力粉を使うことにしています。
これが、けっこういい感じのピザ生地に仕上がるんですよ!
強力粉と薄力粉を両方買っても余るだけだし、打ち粉に使う小麦粉もそのままいけますからね!
あと、レシピによってオリーブオイルや砂糖を入れなかったりしています。
それぞれの次のような役割があるようです。
砂糖 → 発酵を促す
我が家は中力粉なので、「伸ばしやすく」はあまり必要ありません。
強力粉だと伸ばすのが難しくなるので入れた方が良いかもしれません。
あと、ピザ職人が生地を回転させて伸ばすやつをやりたい人もかな?
また、「発酵を促す」も我が家は炊飯器でチャンチャン♪なので促す必要なしと判断しています。
なにより、400度以上の高温が可能なダッチオーブンなので、シンプルに水と塩でばっちりおいしくできます!
ここがダッチオーブンのすごいところですね!
※ちなみに、家庭用のオーブンレンジや魚焼きグリルなどでは、そこまでの高温が出せません。出せた危ないですからね。やってみればわかると思いますが、焼くとどうしても生地の下の方(底部分?)が固くなってしまいます。回避方法は分かりませんが、色々と工夫が必要と思います。
続けてソースや具材ですが、これはもう、ホントお好みで用意してください。
野菜類 → トマト・ピーマン・玉ねぎ・コーン・マッシュルーム等…
肉類 → ソーセージ・ベーコン・サラミ・ツナ等…
おススメはカレーソースですね。
なにしろチーズとの相性がいい!焼きカレーみたいでおいしくなります。
カレーは夕飯の残りとかで十分ですし、レトルトカレーを買ってきてもOKです。
とにかく、いろいろ用意すると楽しいですね。
コツとしては、1つ1つは少なめで種類を多くするということでしょう。
人数にもよるでしょうが、ピザにのる量なんてたかが知れているので、ちょっとずつで大丈夫です。
4.調理手順
(1)ボールにピザ生地の材料を入れ混ぜ合わせていく。
まずはピザ生地づくりです。
大き目のボールに中力粉約半分とドライイースト、水、塩、を加えて混ぜ合わせていきます。
次に残りの中力粉を加えながらまとめていきます。
上写真右のようにまとまるまでこねこねしていきましょう。
ここでしっかりとこねておくことでおいしくなります。
生地の硬さは耳たぶくらいが目安です。
出来上がったらきれいに丸めて形を整えましょう。
この時、生地の温度が低いと発酵しにくくなるので、冬場はお湯を使うなどして調節してください
生地の温度は28度くらいが良いそうです。
(2)発酵させる(一次発酵40分→二次発酵20分)
我が家は自宅でやることが多いので炊飯器を使って発酵させています。
炊飯器には、あとでくっつかないように小麦粉をふるっておきましょう。
油を塗っておくという方法もあるのですが、あとで生地を分けるので、べとべとしていない方が良いと思います。
夏場ならラップをして温かいところに置いておくだけで十分発酵します。
発酵が終わったら、この段階で生地を8等分して丸め、さらに20分間発酵させます。
この8等分が、ちょうどピザ生地8枚分になるわけです。
ユニフレームの10インチを使うのであれば8等分くらいが適当かと思われます。
発酵させると下写真のようになります。
※写真は7等分になっちゃっていますね。すいません・・・。8個目はすでに右上で伸ばしちゃいました。
デイキャンプに持って行くのであれば、下写真のように個別にラップでくるんでクーラーボックスで持って行けばOKです。
伸ばしたものを持って行けば、さらに楽になりますね。
続けて生地を伸ばす作業に入っていきましょう。
(3)生地を伸ばす
粉をふるった台の上に生地をのせ、綿棒で伸ばしていきます。
この作業は、ぜひ親子で取り組みましょう♪
粘土の延長のようなもので、子どもでも楽しく取り組むことができます。
直径20cm程度なので、子どもがするにも丁度いい大きさですよ。
あんまり大きくしすぎるとダッチオーブンへの出し入れが難しくなります。
よりピザらしくするのであれば伸ばした後、周囲をすこし厚めにするとそれっぽくなります。
伸ばした生地は、クッキングシートの上に置いておきましょう。
粉をふるっておけば重ねても大丈夫。
こうしておけば、ソースを塗ってトッピングしたあと、ダッチオーブンへ入れて焼く作業へとスムーズに移っていくことができます。
(4)ピザソースを塗って、好きな具材をのせ、チーズをふりかける。
ここが一番楽しい作業ですね♪
まずは、お好みのソースを塗ります。
子どもによっては、オタフクソース&マヨネーズの方が好きって子もいるかもしれません。
宅配ピザでよく見るハーフ&ハーフやトリプルソースだってできちゃいます♪
そして、好きな具材をトッピングしていきます。
子ども用の小さいトングがあると便利ですよ。
それと最後にチーズを好きなだけのせます。
このチーズを忘れちゃだめですよ!(実はけっこう忘れがち)
忘れちゃうと、とても悲しいピザになっちゃいます。(体験談)
これで焼く準備は完了です。
続けて、ダッチオーブンの用意です。
(5)ダッチオーブンを用意する。
ピザは火力が命!
目指すは最大火力、400度以上の高温が出せるように準備しましょう。
初期段階から木炭山盛りで、とにかく多めに用意します。
ダッチオーブン内は、先ほどの底上げをしておきます。
で、熱々の木炭の半分程度を、ダッチオーブンの上蓋にセット!↓
ここで、しっかりとダッチオーブン内を400度以上の高温に予熱しておきます。
ポイントは上蓋の上にしっかりと熱々の木炭を敷き詰めておくこと。
ピザを出し入れする際にどうしても内部が冷えてしまうのですが、上火を高温にしておくことですぐに内部を高温に戻すことが可能となります。
これで焼く準備はばっちりです!
(6)ピザを焼く
予熱がしっかりしていれば、本当にあっという間、5分くらいで焼けます。
先ほど用意したピザをクッキングシートごとダッチオーブンに入れます。
で、待つこと5分・・・。
ほい、焼き上がり!
焼き立てのピザは、本当においしい!
感動すること間違いなしです!
で、先ほども言った通りピザは火力が命ですから!
火力があるうちにどんどん焼いていきましょう!
5.まとめ
ダッチオーブンで焼くピザは、本当においしい!
初めて食べたときはあまりに感動して、危うく自宅の庭にピザ窯を作ろうかと思ったほどです。
家族de妻に止められて、踏みとどまりましたが・・・。
ダッチオーブンでまだピザをしていない方は、ぜひともチャレンジしてみてください!
これだけの高温が出せる調理器具は家庭用には存在しません!
まさにダッチオーブンならではの料理だと思います。
実を言うとこの記事は、備忘録的にレシピや手順をまとめようと思って書き始めました。
だって、ピザってどのページ見ても、小麦粉の配分量が違ったり、材料が違ったり、焼く時間が違ったりと正直言ってレシピがバラバラなんですもの・・・。( ノД`)シクシク…
「あー!あのときのピザ生地おいしかったのに!レシピのページどれだっけ!」(;゚Д゚)
・・・なんてことにならないようにするために書いた記事です。
というわけで、これより簡単でおいしいレシピが見つかった場合は、随時更新していきます。
次見たときに、内容が違っていたらごめんなさい・・・。(;^ω^)
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